
先日初披露されました、伊達巻の「マキちゃん」と揚ボールの「揚ボール兄弟」ですが、昨日メルマガでもお知らせさせていただきましたとおり、壁紙モデルでもデビューいたしました
皆さん、ご覧いただけましたでしょうか?
『壁紙ダウンロード』
ご覧いただいたとおり、この子たちもチクチクして誕生いたしました
よく「どうやって作ったの?」と聞かれることが多いので、今回はマキちゃん誕生の途中画像をお見せしちゃいます
羊毛フェルトをお作りになる方はご存知かと思いますが、フェルトと聞くとよく思い出すのは、シート状になったフェルトですよね。
幼稚園や小学校の工作で使ったことがあるという方も多いのでは?
羊毛フェルトは、このシート状になったフェルトを使うのではなく、元の材料はフワフワした羊毛で、それを専用の針でチクチクと刺していくと、繊維が絡まってだんだん固まりになっていくのです。
それを針の刺し加減や羊毛の量で形作っていきます。

右側のフワフワした羊毛を適量取り、左側にある専用の針でチクチク刺していくと真ん中のような固まりになります。
恐ろしい表現になりますが(笑)、
針で刺せば刺すほど、どんどん繊維が絡まりフワフワで表面積が大きかったものが、固く小さくなっていきます。
マキちゃんはこの土台となる伊達巻色の生地をどんどん形作っていき、次に焼き色の羊毛を周りに沿わせながらまたチクチクしていきます。

すると、このような形に
あとは、口や目やほっぺなどをつけて、手足もつければ完成

まったりトリオの目は、すでに出来上がっているさし目を使っているので、付けるだけで良かったのですが、マキちゃんの目は特殊なので自分でフェルトでやりました。
なので、目を付けるところが一番難しかったですねぇ
黒目の大きさやまつ毛の長さなど、ちょっとズレると全く違うマキちゃんになってしまうし、なんせ小さいので微妙なズレを直すのもなかなか苦戦しました。
イラストどおりのマキちゃんになっていますかね?
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